ごちゃごちゃした絵とは、情報量が多くて見ごたえがある、密度の高い絵のことです。
この本では、見ごたえのある絵にするための、背景と背景パーツの描き方、描き込み方を紹介します。
・描き込む物の適切なサイズが簡単に分かる方法
・描き込んだアイテムを目立たせたいときのコツ
・似たものをたくさん描き込むときの変化の付け方
・写真からアイデアを広げる方法
・オリジナルのモチーフを創り出す方法
押さえておきたい基本から、実は知らないテクニックまで、役立つノウハウ満載。
密度が高いのにメリハリのある絵の描き方は、描きたい絵のテイストに関係なく参考になること間違いなし!
描き込み方を知って、絵に好きなものを好きなだけ詰め込めるようになる一冊です。
著者紹介
TAO[たお]
1994年4月5日生まれ。北海道在住。2020年1月よりフリーランスのイラストレーターとして活動を開始。広告ポスターやwebサイトのメインビジュアルなどで、主に女の子と日常的な背景のイラストをデジタルで制作している。繊密な描き込みが得意。
Twitter:@tao15102
目次
ギャラリー
PART1 メイキング
PART2「ごちゃっ」とみせるための描き込み方
PART3「ごちゃっ」とみせるためのおすすめモチーフ
PART4 背景パーツカタログ
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やるせ –
内容がごちゃごちゃしていて情報過多で少し読みにくかったです。求めている知識自体はいまいち得られず…私の読解力が足りませんでした。
ヒロ –
完成した絵も、解説中の未完の絵も、ずっと眺めていられる。
この本起因で、TAOさんを知り好きになりました。
解説を読んでいると、自分にも描けそうと思わせてくれる創作意欲の出る本です。
A –
元々オンライン講座も受けていた大好きなイラストレーターさんの本だったので購入したのですが、とてもよかったです。
正直、オンライン講座もあるし、こちらは簡易のものかな……と思っていたのですが、相変わらず言語化が丁寧にされた内容でした。
メイキングは、描いていく手順について丁寧に言語化し、ステップを説明してくれています。
個人的にこの方の素材の使い方が非常に勉強になると思っていて、そのあたりがやはりわかりやすいです。
ただ、基本的にソフトなどの使い方がわかっている前提なので、完全な初心者の方は情報が多くて混乱するかもしれません。
この書籍の特にいいところはモチーフのと向き合い方を教えてくれるところかなと思っています。
背景を描いていくにあたって描きたいものが明確な場合はあまり必要ないかもしませんが、「描きたいけれどもうまくイメージが固まらない」「全体のイメージはあるけど細かくアイテムを選べない」というタイプにはまず「とっかかり」をくれて、この部分が魅力的に思えました。
どういう基準でこのアイテムを選んでいるのか、こういうアイテムは絵に対してどんな効果があるのか。
モチーフの説明だけでなくパーツカタログとしてもあり、アイデアのお守りとして魅力的に感じました。
あと単純に絵が可愛いのでなにもかもテンションが上がります。可愛い。好きなイラストレーターさんで、しかもその方が言語化上手なんて最高の贅沢だな思っています。大満足です。
Amazonカスタマー –
同じタイミングで出た過ごしたい部屋の描き方はさまざまな手法が書いてあるメイキング本に近くこちらは描く根本を学ぶという感じです。
この手のイラストが描きたいという方は両方買った方が理解が深まると思いました。(どちらもパースは解説があまりないですが)
表紙のようなごちゃついた室内・商店街系のレトロ感のある背景系です。
たくさんの写真とあわせて解説してあるのでモチーフのひとつひとつの描き方やコツ・扱い方がしっかり伝わってきます。
パースはあまり解説がないのでその辺はある程度理解してないと描く時しんどいと思います。
こうにゅうしゃ –
ごちゃごちゃしたイラストが好きで購入しました。
色選びや小物の配置の仕方、描く順番などが載っていてとても勉強になりました!
イラストを描く人も描かない人も、そして猫好きな人も楽しめると思います。
ようた –
開けば幸せな気持ちになれる
ほぼTAOさんの画集。
今までの作品が紙でみれる!!
最近の作品も大好きだけど昔の立体感がある作品も大好きだし素晴らしいです!
namako –
好きな絵柄でしたので購入しました。
線や輪郭がハッキリしていて、簡略化せずに描かれた建物や小物が印象的なイラストです。
内容はイラスト、作業工程、描き込みのコツです。
描き込みのコツに関しては、筆者の経験と実績から整理された、抑えるべきポイントが必要十分に掲載されています。
いくつもの発見があり、とても良かったです。
あと、猫ちゃんのイラストが可愛いです。
ねこ愛が伝わってきます。
私にとっては、イラスト制作をしながら読み返す際に、何度も癒される参考書となりました。
うにかぼちゃ –
表紙の絵が素敵だと思ったので購入。このイラストレーターのことは初めて知った。
細かなことまで書かれていて勉強になるが、イラストが初心者の人(私もです)にとってはちょっと難しい内容ではありそう。
しかし、自分に活かせる難度の情報でないにしろ、説明の絵はひとつひとつ見ていて楽しい気持ちになる。この表紙が好きなら、絵を描く気がない人でさえも買ってもいいと思う。