人気イラストレーター村カルキ氏が、基本の厚塗りから、動物、花や草木など様々な背景の描き方を美麗イラストとともに解説します。
キャラクターは描けるけど背景が苦手、テクスチャの効果的な使い方がわからない、小物や動物を描くのが苦手、色使いにいつも悩んでいる……という方にぴったりの一冊です。どれも難しい技法を使っているわけではないので、お絵描き初心者でも簡単に、それっぽくうまく描けるイラストを解説します。手を抜くところは抜き、こだわるところはこだわるという村カルキ氏の手法を凝縮した指南書です。
●内容
第1章 赤の章 グリザイユ塗り・基本の厚塗り・人物を塗る
第2章 橙の章 基本の水彩塗り・犬を描く・炎の塗り方
第3章 黄の章 厚塗りと向日葵・水溜まりに映る空・水面表現
第4章 緑の章 着物の少年を塗る・番傘・草木・奥行のある木々・猫を描く
第5章 水の章 深海の少女を塗る・イルカ・珊瑚・魚を描く
第6章 藍の章 サイバー風イラストを塗る・ビル・フェンス・看板・夜空
第7章 紫の章 海に浮かぶ少女を塗る・星空・宝石・灯篭
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106 reviews for 7色のテーマイラストで学ぶ 塗りテクニック 人物から花・空・水・星まで
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Cartoon Animation with Preston Blair, Revised Edition!: Learn Techniques for Drawing and Animating Cartoon Characters

R –
初心者の自分でも分かりやすく、やってみようと思える説明でした!
rosemaria –
前から気になっていたグリザイユ画法について手順を追って画像付きでの解説があったり、色のまとめ方や自然物の表現の仕方、どれをとっても非常に有用で参考になるものでした。
絵を描く時にもどこを情報を密にしてどこを省くのか、時短の方法など益にしかならない内容ばかりです。
ハウツー本は今まで結構読んできましたが、中でもこれはかなりおススメの本です。
本書を購入する方はデジタルによるお絵描きをする方が多いと思いますが、できればkindle版にして、PCで本書の色を見ながらだとより得るところが多いと思います。
Teatime –
グリザイユ画法と水彩での最近流行りのキャライラストの塗り手順を細かく追えます。他の本にはあまり見られない「ここが気になったから修正しました」というリアルな手順もそのまま載っています。意外と大事なことがサラッと書かれてたりするので、解説文は全部目を通すのがいいと思います。
視線誘導の理屈が簡潔だったり、稜線・サブサーフェイススキャッタリングなどのキーワードすら出てこない概念、ペイントソフトのレイヤー効果などの機能の詳しい説明はないので、ある程度イラストを描く基礎が出来ていないとやっていることが分からないところもあると思います。(YouTubeなどで解説しているイラストレーターがいるのでその都度調べれば理解できると思います。)
Amazonカスタマー –
タイトルのアプローチがかなり面白かったので購入しました。
内容は中級者向けですが、塗りのコツとか丁寧に解説してあるので初心者でもある程度真似できると思います。
今時の作風かつ決まった色を使って魅せ方とかかなり勉強になったので、特にSNS映え間違いなしかと思いました。
ゆづる –
なぜここにこの色相でこの効果レイヤーを入れるのか、と詳しく説明されている。厚塗りと水彩塗りの人は必読。さらに、自分で撮った写真やダウンロードできる素材、直線ツールやコピペを利用した時短の意義にも触れられている。プロとして、あるいは週末絵師として、いかに楽しく何枚もイラストが描けるか。そのコラムに大いに納得させられた。
Amazonカスタマー –
今風だけどちょっと癖がある、デッサン力よりは画面映えで推すタイプの絵柄でさまざまな塗りを解説。
ちょっと好みが別れると思いますが、個人的には好きです。
かなりいろいろな知識を小さい文字で詰め込んであるのでお得感は高いと思います。
(むしろ文字で書いてある経験談みたいな部分がこの本では価値が高いです)
…ただ同時に「光と色のチュートリアル」を買ったためどうしても考えてしまうのですが
もう一歩踏み込んで「なぜここにこの色を置くといい感じになるのか?」の光と色の理屈を
ひとことキーワードを出すだけでもいいので説明してくれていたら更にもっといい本に
なったのではないかと思います(表面下散乱、彩度対比、輝度や色価、配色用語のことなど)
光と色の表現に踏み込んでいくと、結局はある程度専門的な知識を身に着けたほうが
応用が効いて近道になるので…。
とはいえあまり難しくなりすぎず、中級者がとりあえず見よう見まねで手を動かしてみるにはちょうどいい本だと思います。
これは全く関係ないですが「線画を描けるようになっておきましょう」というコラムにはちょっと驚きました。
そうか今はいろんな描き方があるもんな…。もう最初からグリザイユとか最初から厚塗りという人も多いんですね。
よしひこ –
ある程度デジタルで描きつつ仕上げや加工の仕方に悩んでいる人には特にオススメです。
イラストの描き方本は何冊か買っていますが、この本はプロのイラストレーターが普段言語化するまでもなく自然にやっていることを出し惜しみせず細かく説明してくれる点で特に魅力的だと思います。
また他の方も触れているように知識を得て活用する、というよりとりあえずポイントを確認して目の前の絵でやってみる(知識は後から身につける)実践から始めるタイプの本です。
著者の会社勤め経験などについても触れられているので、将来ソシャゲ系のイラストレーターを目指している人向けでもあると思います。
yototo00 –
まず初めに、表紙のイラストが綺麗だから購入するのはお勧めしません、ほとんど解説が載っていないので。。
メイキング系の本の表紙はいわゆるその本の目玉となるものが選定されていると思っていましたが、まさかそれがほとんど載っていないなんて思いませんでした、ここはしっかり調べていない自分が悪いのかもしれません。
内容ですが、商業レベルのイラストもあれば、趣味でSNSに投稿するイラストに近いクオリティもありました。ただ、個人的には流行の塗りなどが学べるので内容には満足しています。
初心者、中級者さん向けにわかりやすく解説しているのでお勧めです。