絵のうまい人も、はじめからうまかったわけではありません。
作品を振り返っては反省と試行錯誤を繰り返しています。
そうしてさらなる上達に向けて練習と勉強を積み重ねています。
この本では、絵のうまい人の頭の中を余すことなく大公開。
7作品のメイキングと作品制作に至る「絵の勉強」の全てを収録しました。
・透明感の出る空気の描き方
・図形を用いた使いやすい構図
・絵が映えるライティング
・立体感と表面の情報の扱い方 など
抑えておきたい基本から、実は知らないテクニックまで、役立つノウハウ満載。
コツコツ練習するのが苦手な人でもすとんと納得できる、絵がうまくなる秘訣が手に入る一冊です。
著者紹介
池上幸輝[いけがみ・こうき]
1995年10月19日生まれ。広島県出身のイラストレーター。背景グラフィッカー。
Twitter:winter_parasol
目次
・線を引いてみよう!
・色を塗ってみよう!
・風景・背景を描いてみよう!
・絵の主役になるキャラクター作画
・情報量と配置の心地よいバランス
・質感を描き分けよう
・オススメのパターン!空のカタログ
・制作終盤で使える加筆や加工
など
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タチバナ –
僕は初心者なのであまり内容が理解できなかった。しかし、内容はとても豊富でよかったと思います。また色々理解してから読み直すことなどもとても有益だと思う。
SCY –
絵が好きな子供に買いました。
もっと上手くなりたいと気に入ってます。
Amazon Customer –
具体的なテクニックがたくさん載っている。私はイラスト関係の本をかなり持っていますが、これはトップ5に入るレベルで良本です。
レビューが良かったから軽い気持ちで買ったんですが、もっと早く買えばよかった……と強く思いました。
著者様の、ノスタルジックで少し闇を感じる絵がめちゃくちゃ好きです。
トニー –
内容がわからない部分などもあるのですが、
この本は考え方、書き方が細々と丁寧に描かれていて親切すぎて買って良かったと思いました。
だいたいうまい人の説明はめちゃめちゃはしょられていたりするので、この値段でしかもボリュームある内容で親切すぎて地面に頭つけて感謝の気持ちを伝えたいくらいです。
勿論、基礎的な部分は別の本で勉強する必要はあると思いますが。
この本を元に何を勉強するかが、明確になる気がしました。
絵の上手い人はエグいくらい設定が細かく化け物だなと感じました。
考え方など、テクニックなどわかって良かったと思います。
この本を片手に頑張ろうと思います。
多趣味族 –
本書には絵を描く上での基本的な考え方は少なく、ある程度絵を書いたことがある人(※1)向けの内容で、複数の作例と細やかな注意点、アドバイスなどが豊富に掲載されており、この一冊の本を読み込んで、気になった部分や面白そうと思った事を自分の絵に活かそうとするだけでクオリティを1段階アップできる。
(※1:人、物、背景を一通り描いて遊んだ経験がある人を指す)
本書の帯にある『7作品のメイキングと作品制作に至る「絵の勉強」の全てを収録。』という文言は事実で、メイキングを見せる前に、様々な知識を説明するページがある。そしてその知識は作者の勉強の「結果」であり、これから絵を勉強する人達が最も知りたい「こういう描き方やこういう知識を使うと、こういった効果が生まれる」という情報である。
私は幾つものイラスト教本を購入してきたが、ここまで情報を詰め込んだ本は初めて見た。正直感動した。本書のタイトル「絵の勉強おたすけノート」、そして表紙を飾る無数のスケッチブックと、PCに向かって真剣に作業をする人物が示している通り、もっと上手な絵を描きたいと真剣に思っている人を手助けすることを目的とした本で、絵を描き始めたばかりの人を除き、全ての絵を描く人達に本書の購入を推奨したい。
初心者にオススメしない、という点について。
これは私個人の意見で、本書に掲載されているイラストが、特に背景に関しては非常に写実的であるため、単純なイラストもまだ書けないような人にこの本を見せてしまうと、工程や注意点の量に圧倒されて、自分の絵と比較し、絵を描くことから離れていってしまう可能性があるからだ。
この本の購入を検討している人の中で、人だけでなく、椅子や机などの物、鳥や犬などの動物、木々や建物などの背景を色々描いて遊んだ経験のない人は、本書を購入する前に、ネットの情報や図書館にあるイラスト教本を見ながら、描いた事の無いものを描いて、楽しく経験を積むことを推奨したい。
とろっこ –
絵を描く時にあれ?とかなるところが丁寧に抑えてあります。
個人的には有用と思われる情報がかなり多い本と思います。
電子で買うよりも紙で買って手元において付箋などしておきたい本です。買い直します。
線画から色塗り、仕上げまで。
なにか足りないなとか、なにか不自然だなと感じたときに読むといいかも知れません。
ね?簡単でしょ?や〇〇を考えるや質感を足してフィルターをかけて完成です!などでは分かりにくかった人におすすめです。
ヤマダ –
ある程度絵は描けているけどもっとうまくなりたいという中級者くらいの人向けの本。
絵が完成していく過程でどこに気を付ければいいかのコツがいっぱい載っている。
意識する必要がある部分がわかりやすく、見栄えのいいイラストが作るための情報が多い。
amazonカスタマー –
他のレビューにも書かれてますが、おそらくデッサンなどは苦手な著者だと思う。(人物や小物のアタリだけ見ても分かる)
綺麗な絵を仕上げるための小技や知識が豊富に書かれているので、持っておけば何かの役に立ちそう。間違ったことは書かれてないし。
自分はセールで買ったというのもあるですが、購入して良かったと思う。