※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
資料を見ずに描けるようになるイラスト技法書の決定版! 人体の傾き、ひねり、重心を中心に作画のコツを徹底的に言語化。漫画家・篠房六郎氏が自費出版し話題を呼んだイラスト技法書、『ポーズの定理』の内容を厳選し、わかりやすく再編集した1冊。
巻末にはCGアニメーター井野元英二氏とのスペシャル対談も収録!
続きを読む
400 reviews for 描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理
Show all
Most Helpful
Highest Rating
Lowest Rating
あたご –
これから絵を描こうという人ではなく、一応なんとか描けるようになった人向けです。
形にはなったけどなんか無重力空間に浮いてるっぽい?微妙にポーズが硬い?といった点が気になり始めたひとにおすすめします。
参考の絵はいわゆるマネキン素体状態のものが大半なので華やかさはありませんが、そのぶん骨を意識して理解しやすくなっています。結構ストイックな本。
確か作者の人は武蔵野美術大学造形科で学んでいた筈なので、本書の方向性もデフォルメ要素や二次元の嘘(大胆なパースとか)要素は少なめ。その辺のテクニックはまた別個に覚えればいいだけなので、まず動きのある絵を描きたいという人は手に取る価値があると思います。
フグリック兄弟 –
かつて『かなまら祭り』の仔細なレポートを綴ったブログを拝読して以来、篠房 六郎先生のファンである私にとって、『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』はまさに宝物です。
また、パワーストーンの雑魚キャラに似た御学友は今何をしているのか、気になるところです。先生の独特な視点と表現力に魅了され、この本がパワーストーンの雑魚キャラに似た御学友にも必ず役立つと感じています。
『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』は、イラストを描く上でポーズの理解と表現を深めるための貴重なガイドブックです。KADOKAWAから2022年4月に発売されたこの本は、立ち直り反応や基本記号の使い方から、具体的なポーズ作例、動きを「盛る」テクニックまでを詳しく解説しています。現在のニコ動のトラブルを鑑みると(2024年6月30日時点)、こういった基礎を理解することの重要性を再認識する次第です。
特に、魅力的なポーズの作成方法や日常ポーズ、アクションポーズの描き方を章ごとに細かく分けて説明している点が非常に実用的です。また、番外編として自己添削の方法やスペシャル対談も収録されており、実践的なアドバイスが満載です。
そして、ニコニコ動画とKADOKAWAの現在のトラブルに対しては、企業の透明性とユーザー信頼の重要性を改めて感じます。
初心者から上級者まで、ポーズの理論を体系的に学びたい全てのイラストレーターにおすすめの一冊です。
Eaten by Aichi –
Each grouping of poses are categorized in a way that makes sense, and the author spends a little time teaching anatomy and musclature. I would have appreciated a few more practical everyday poses for the female body however, as most would fall more into the allure category, rather than how a person might simply be seated while possessed of wider hips and ample chest. Still, it’s a solid book and great tool!
ささにしき –
3dcgのポージングの参考とするために購入しました。
文字で見るはだけではよくわからないので、自分でポーズをして、肩の高さや腰の高さ、どこに力が入っているかなど確認しながら使うといいと思います。
一番キモになる第一章はもう少しなんとかなったのではと思います。特にABCなどのネーミングには文句を言いたいです。
Aは「反らし安定」、Bは「前屈安定」、Cは「立ち直り安定」D「対称安定」N「不安定」と安易につけるだけでも遥かに理解しやすかったのではないでしょうか。
ここからは私の勘違い、理解不足かもしれませんが、AとCは基本的には同じではないんでしょうか。背骨を後ろにそらす「A」もわずかながらバランスが崩れていて、立ち直りにより安定させている状態だと思うんですけど、違いますかね。
まとめると、基本的に人間には立ち直りという反応があり、右側の腰が上がれば、左側の肩が上がる。空中、片足をあげる、体を後ろにそらす、などの動作で顕著である。
前屈で安定したポーズをとる場合(B、前屈安定、武道の構えなどや衝撃に備える動作の時の力が入ったポーズ)や左右対称で捻りのない場合(D)は起こらない、と考える方がシンプルではないですか。
わかりにくいまとめ方だと感じましたが、それぞれの法則自体は非常に納得のいくものでした。
B(前屈安定)の状態で体を安定させようとすると同じ側の肩と腰が上がる、
N(不安定)ポーズの作り方、手首は自然な状態では少し小指側に曲がっている、
肘の近い方にお尻がくるよう背骨を曲げると自然、など言われてみれば、というポイントがいくつもありました。
MAKi –
今まではポーズを考える時に写真や人形を観察していました。
観察は大切だけど、自分の力ではそれによってどこか写実的なポーズから抜け出せてないなと感じてました。
この本を読んで頭の中でより自然なポーズ/より魅力的に見えるポーズを組み立てられるようになり、思い通りの説得力を持たせられるようになりました…!
また観察する際の新たな視点/考え方を持つことができたのも凄く大きな収穫でした。
絵を描くことへの幅とか自由さみたいなものを手に入れたい人にオススメしたいです!
mochitaro1970 –
ひねりにひねっているポーズ集です。
いままでこんな風にひねりの多い資料は無かったので、見ていて楽しいです。見ながら手元で模写したりしています。
描くことが好きな自分にとっては貴重なポーズ集になりそうです。
Riru –
本の内容はわかりやすく為になるので良かったです。ポーズを考えるのが苦手な人にはおすすめです
出版元かAmazonの倉庫どちらの問題かは分かりませんが本自体がビニールなどで包まれておらず紙の袋に直接入っていました。幸い天候が雨じゃなかったので良かったのですが万が一雨などで濡れた場合中の本も濡れてしまうので、梱包の不備で不安を感じた為この評価にさせていただきます。
negio –
絶賛レビューより低評価レビューを参考にすべきでした。
直近でジェスドロを勉強してたのもあって、参考に乗っている女の子のポーズがとても不自然にみえます。
なんというか、フィギアの手足を適当に曲げ伸ばしして模写したかのような不自然さです。
あとキャラクターの俯瞰などの妙な違和感は人物パースが取れていないせいなのかもと思いました。
その違和感のせいでついている文字も頭の中に入ってこず…。途中で読むのをやめました。
パッと見たときのこの違和感って大事だと思うし
それに気づかないで理屈ばかりで描き進めてしまうと自分の絵のおかしさに気づけなくなる
なんてことになりかねないので、初心者さんにはおすすめできません。